不動産を個人で売買?分からないことばかりでトラブルにならないか心配でたまらない!
そんな方はここでトラブルの種をしっかりと知って、トラブル発生を防ぐコツを押さえておきましょう。
慎重に取引をすすめていけば、ほとんどのパターンでトラブルになるようなことはありません。
まずは、なにごとも急がないことが第一です。
【売り手が陥りやすい落とし穴 ①】
「分からない」ことは「分からない」と素直に伝えましょう!
買い手から、自分では分からない質問が来たとき。または事実を伝えることで「購入を見送られてしまうかも」と後ろめたい事実があるとき、早く売買を成立させたい気持ちが先行して小さなウソをついてしまいがちです。
例えば「土地に面している私道は自由に通行していいのか?」という質問に、根拠なく「たぶん大丈夫なハズだ」と答えたものの、
実際には私道は第三者のもので通行許可を何も持っておらず、取引後にそれが発覚してトラブルになる事例。これは残念ながら非常に多く存在します。
そのため、「〇〇なハズ」「〇〇だったと思う」といった、記憶や感覚に頼った回答は絶対に行わず、根拠のないものは全て「分からない」という回答を徹底するようにしましょう。
また、本当は近隣住民から「木を伐採して欲しい」と言われたことがあるのに、買い手に対して「近隣とは特にトラブルなどは起こっていない」などと、事実を隠ぺいしてしまうことがあります。
これも売買成立後に、もしも買い手が近隣住民から「前の所有者の時からずっと木を伐採してくれと言っているのに、どうなっているのか」などと言われた場合、
売り手に対する心象が悪くなるだけでなく「隠していたせいで問題が大きくなってしまったので、責任を取ってくれ」といった更に大きなクレームに発展しかねません。
【売り手が陥りやすい落とし穴 ②】
購入者が現れても、焦らずに、相手のことをしっかりと確認!
買い手が現れると、ようやく売却処分できる嬉しさから、気持ちも焦って重要な伝達事項を忘れたり、見落としが発生しがちです。
せっかく手続き上は無事に取引終了しても、その後に大きなトラブルが発生してしまっては本末転倒です。
焦らずに買い手とのやりとりを進めていきましょう。
買い手も、新たな所有者としての責任を負うだけに、決して気軽な買い物ではなく、契約直前まで真剣に購入を検討しているものです。
それゆえ、なかには契約直前に”ドタキャン”されることもあるでしょう。その場合のショックは決して小さいものではありませんし、相手に対して怒りの感情が沸くかもしれません。
しかし取引金額に関わらず、不動産は人生を左右する買い物である以上、
「縁の無かった人だったんだろう」「無理して取引しても後々トラブルになっていたかもしれない」という気持ちで、余裕をもってじっくり運命の買い手を探した方が、かえって取引が順調に進むものです。
また同じ理由で、早く売却処分したいからといって、意思疎通がとりづらい不安を覚えるような買い手へ売却することもお勧め致しません。
意思疎通が取れていないということは、物件に対して正しい理解を得られていないということ、さらにその後にトラブルが起きてもやりとりが困難であるということを示します。
この人はちょっと不安だな…と思ったら、躊躇せずに取引を断ることもトラブル防止に必要な勇気です。
【買い手が陥りやすい落とし穴 ①】
衝動買いはダメ!絶対!
物件を探しているとき、「自分の好きな場所の土地が手に入る!」「凄く安い物件でこれは運命だ!」という瞬間的なワクワクなどの感情で、勢いで買ってしまうケースがあります。でも、衝動買いは非常に危険です!!
不動産は服などとは違って「買ってみたけど思っていたのと違った」と捨てることができません。
新たな買い手を見つけない限り一生所有し続けることになってしまいます。
もちろん、当サイトなどを利用して新たな買い手を探せばよいのですが、それまでの所有コストを考えればやはり慎重に買う必要があります。
とくに、購入後の利用目的が明確にあるならば問題ありませんが、利用目的があいまいな衝動買いは、このような事態に至ってしまうケースが非常に多いです。
土地との運命の出会いを感じても、衝動買いはせずに、冷静な調査と判断のうえで購入に進みましょう。
【買い手が陥りやすい落とし穴 ②】
「現地確認をせずに買う」は論外デス!
不動産売買に慣れている買い手や、「遠方の物件だけど、このチャンスを逃したら誰かに取られてしまいそう」という物件を検討している方は、物件の現地確認をせずに売買を進めるケースが稀にあります。これも、非常に危険です!!
いくらネットに掲載されてる写真を見たり、物件に関する情報を詳細に持っていたとしても、「百聞は一見に如かず」で現地に行ってみることで分かることがたくさんあります。
例えば「思っていたよりも敷地が狭かった」「自分の車では途中の道が細くて行き来できない」「近くにコンビニやスーパーが全くなくて、かなり不便そう」といった、自分ならではの気付きが、現地確認をすれば必ずあるはずです。
現地を確認せずに買うことは、かなりの確率で後悔を導きます。
すぐに決まってしまいそうな物件でも「どうしても買いたいが、今週末に見学に行くのでそれまで何とか待って欲しい」といった交渉も、勇気をもって相談してみるようにしましょう。
その本気さが、売り手にも好印象に映り、かえって購入できるチャンスが高まるかもしれません。