遊休地の活用事例

「遊休地の活用」は、遊休地の所有者はもちろん、不動産会社をはじめとした不動産に関わる専門家にとっても、 “言うは易く行うは難し” な究極の課題です。

 

その活用策が見つからないから遊休地になっているとも考えられるわけで、実際の活用イメージが全く沸かない方がほとんどかもしれません。

そこで、これまでに出会った遊休地の活用事例をご紹介していきたいと思います。

 

① 山林⇒シイタケ栽培用地に

土地の状況

・寺院の元境内の一角だった山林1,200坪

・数十年前、寺院の運営支援の為に、檀家の方が寺院の敷地の山林部分のみ買い取る形で取得

・道路に接しておらず、山林単独では使い道も無く、強風で倒木した際に墓を破損させるなど、維持経費ばかりが膨らんでいる状態

 

シイタケ栽培用地の為に購入

この土地の新しい購入者は造園業を営んでおり、仕事柄、木々の管理も熟知していたため、売り手・買い手・寺院関係者や近隣住民の全員にとって望ましい取引となりました。

 

② 山林⇒キャンプ用地に   

土地の状況

・郊外の集落にある山林1,400坪

・取得経緯は不明のまま、所有者家族が相続で取得

・竹を中心に、木々が鬱蒼と生い茂り、何も手を出せない状態

 

自然体験アクティビティの運営団体が、貸しキャンプ場用地として購入

民家も近接していたことから、近隣に迷惑をかけない運営体制として、敷地の整備も丁寧に行った結果、近隣住民とも良好な関係を築きながら、事業運営を継続されています。

 

③ 別荘地⇒音楽練習拠点に

土地の状況

・別荘地内にありながら、一度も建築せずに放置してきた山林250坪

・青田買いで購入したものの、結局何も使わずに所有者家族が相続で取得

・敷地内には斜面が多く、当該別荘地区画の中でもっとも不便な場所

・他の便利な区画に比べてアピール力に劣り、現地の不動産会社からも売却活動の協力を拒否されていた

 

ギター演奏が趣味の個人が、音楽練習拠点として購入

土地の特徴であった ”不便・不人気” を逆手に取り、通行者が少なく、静かな立地を活かした、まさに「逆転の発想」の活用となりました。

 

 

④ 荒廃別荘地⇒週末移住拠点に

土地の状況

・別荘利用者が激減し、荒廃しはじめた別荘地内の土地36坪

・原野商法ビジネスで騙されて購入し、その家族が相続で取得

・高台で眺望は良いものの、隣地は土砂崩れで崩壊しており、この土地もいつ崩れるか分からず、所有リスクの高い土地

 

週末滞在用の拠点として取得

購入者は土木関係者で、地盤改良などの知識も豊富だったため、物件のリスクと買い手の知識がうまく合致し、円満な取引~活用となりました。

 

 

遊休地の可能性は、無限大

いかがでしたか?

 

一見すると活用の難しそうな遊休地でも、多様なニーズと合致すれば、いろいろな活用が生まれます。

遊休地を手放したい方にとっても、これから探してみようという方にとっても、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。

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